「伸びたよねー」
利用者Tさんの頭を見てみんなが言うようになり、そろそろ散髪に行かなくちゃ。
Tさんも作業がてんこ盛りなので、なかなか時間がとれないなぁと、今回はジョイフルご近所のお店にお願いすることに。
「今日の夕方、髪を切るからね」
「わかった❗️」
なんだかニマニマしているTさん。(^^;
そして夕方。
「お待たせ。行くよー。」
スタスタ歩き出すと
「車は?」
「ないよ。すぐそこだから」
「何でー?帰りは?」
「いつも通りここのバス停から帰りまーす。」
「送らないの?えーやだー」
そう、彼にとって『散髪』はお店の待ち時間にマンガを読むこと、帰りはグループホームまで送ってもらう、これがセットなので、昼間はニマニマしていたのですね。
しかーし❗️時間をできるだけかけたくないわたし、お店には予約をして待ち時間はなし。
近場にすることでいつも通り一人で帰ってもらいます。
「なんでだよ。他のスタッフは?」
ブツブツ言うTさんですが、一人で帰れるくせに甘えなーいと一喝されて諦めました。
時間に迎えに行くと、ワックスで髪をかっこよくまとめてくれていて、いつもと違うお店も雰囲気が変わっていいわね(^^)
と誉めているのに乱暴にコートのフードを被ったTさん。
せっかくの髪型が一瞬で崩れました(>_<)
もうちょっとおしゃれに目覚めて欲しいなぁ。
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