長く続くマスク生活に変化を見やると言葉より顔からの表情で悟る事に長けているメンバー達の表情はこちらの思慮よりはるかに逞しく感ずるのである。畑作業に向かう隊列はマスクの奥に笑顔を感じさせる愛嬌がある。それは、かつてふざけて教えた敬礼で挨拶する者、意味の解らない気勢を上げてハイタッチする者、流し目で存在アピールする者、至ってその表情は健在だ。彼等の心の目はスタッフの見極めから始まりその作業風景にはスタッフの人間性が現れて来る。面白い作業風景の中に緑のユニフォームに赤のユニフォームが差指示されている事が、早朝のラジオから流れていた音にハッとした、何としばらく振りに聞く言葉である。「心に愛がなければどんな美しい言葉も相手の胸に響かない」と言うのであった。
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