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今日は、久々に調子を崩しがちなYさん

「靴が脱げない。どうしたら良いですか?」

何度も何度も確認しにきます。

 

Yさん:「靴が脱げません。どうしたら良いですか?」

スタッフA:「長靴をはいてください」

Yさん:「靴が脱げません。」という返答が返ってくる。

作業開始30分経過…

 

その光景を見て私が近づき、Yさんに「作業嫌いなの?」と聞くと「好き。」

私:「じゃあ、作業しなくて良いからずっと靴と戦ってみて靴が脱げたら教えてね。」

Yさん:「えー嫌です。」

私:「じゃあ、作業する?」

Yさん:「はい。」

ちょっと、顔つきが変わっていたため、私と1対1で作業

私:「ここの草取りをします。」

Yさん:「嫌だ。何でですか?」

私:「ウサギが近くに居るから綺麗にしましょう。」

Yさん:「はい。」

渋々と草むしりを始める。

 

15分経過

私:「かなり綺麗になったよ。ウサギ絶対喜んでるよ。」

ニヤリと笑ってYさん「ウサギが喜んでる。」

私:「ネギの作業に戻っても頑張れるかな?作業が頑張れたら昼はシチュー大盛り」

Yさん:「頑張るよ。ネギ拭きにいきます。」

その後は、あんなに気にしていた靴のことは一言も言わずに黙々と作業。

やっぱり、「気を反らす」ことにより、次の作業へ移ることが出来ました。

私たち支援者は、色々な形で利用者を支援しなければとつくづく思った出来事でした。

コメント

利用者さんには「いつもと同じ」がいい時と、「いつもと同じ」ダメな時とありますね。この人にはこの対応、これも決まりきったやり方ではダメなことも多いですね。そこからが、私達の腕の見せ所!手をかえ、品をかえ、時にはスタッフをかえ、明日もがんばりましょう!!!

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