昨日、心の病を持ちながらも、A型事業所で奮闘しているMさんのモニタリングに出かけてきました。月1回の精神科定期通院を欠かすことはありませんが、体調が安定していると話すことはほとんどなく、増薬を試みたり、副作用に悩まされたりしながら過ごしています。これまで数件の一般就労経験もありますが、体調や対人関係面で長続きせず、A型事業所での就労に踏み切りました。現在の事業所の前に3年ほど勤めたところは、作業内容がご本人にマッチングしていない中ではありましたが、職員のフォローがあり3年間勤めることができました。屋外作業が多かったため、昨今の猛暑に身体がついていかないことを理由に令和2年7月から、現在の職(クリーニング業務)に就いています。2年が経過しました。本人的には3年ぐらい経った気がすると笑顔で話していました。理解力が高い上に、作業態度も周囲の見本になるとのことで、高い評価を得ています。2年の間に後輩も数人入ったらしく対人関係で困っていることはないかと確認すると「時々あれっ?と思う時もあるけど、皆、特性があるので、個々を理解するように努めています。」と頼もしいお言葉。今回は私を迎い入れてくれた時に既にマスク越しに笑顔が確認できました。順調であることを察しました。私は彼女に関しては頑張っての言葉は使いません。「1日1日を積み重ねて、前回の記録を塗り替えられたら良いですね。」と励まし続けています。

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