小さな命

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ランランが産んだ子ヤギが立てなくなって3週間以上が経ちました。

最初は前脚が立たなくなり、先週からは後脚も立たなくなってしまいました。

動物病院でレントゲンを撮ってもらいましたが、骨には異常はなく、「栄養失調かも」という診断でした。

残念ながら、八戸には大動物と言われる、牛、馬、やぎなどを診察してくれる獣医さんはいないんです。

立てない為、母ヤギのおっぱいを飲むこともできず、脚に力が入らないため、体を支えることも難しく、寝返りをうつのも一苦労。その度に、頑張って鳴き声をあげるんです。

噛む力も弱く、もしかしたら目も見えていないのか、えさを口元まで持っていかないと食べることができません。

でも、せっかく授かった大切な命。どんな命にも重い軽いはありません。

つぶらな瞳で、顔をすり寄せてくると、どうにかしてあげたい気持ちでいっぱいになります。

温めた牛乳を哺乳ビンで飲ませたり、キャベツをちぎって食べさせたり、ペレットをふやかして食べさせたり、それぞれのスタッフがそれぞれできることをして、今、小さな命をつないでいます。

スタッフの膝の上に子ヤギのお腹をのせて、楽な姿勢で食べられるように工夫したり、毛布を丸めて寄りかかれるようにしてみたり。

今日は日なたぼっこができるように、草の上に出して、ケージをかぶせてカラスよけにしました。

ぴょんぴょん跳びまわっていた元気な姿に戻って欲しい・・・

もう1度立ち上がって欲しい・・・

利用者さんも「がんばれ、がんばれ!」と応援してくれています。

利用者Yさんは先週、ちぎったキャベツを子ヤギに食べさせながら、「おいいしいか?」「もっとたべるか?」と聞いていました。

みんなでつなぐ小さな命!

みんなの思いが子ヤギに届きますように・・・

 

 

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我々の思いが届くと信じ、出来る事を精一杯やりましょう。

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