先輩後輩

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この度、高等支援学校の一年生の実習を受け入れました。

本人たちはドキドキの様子。初めてのことですから、不安ですよね。

先輩たちはそんな実習生の様子を見て、自分の実習を思い出していました。

「なつかしいなぁ」

と言うSさん。利用者さんの中では若いですが、卒業してから数年。だいぶしっかりしてきました。

「はじめの頃はよく泣いてたよね」

と言われるとキョトン。

「えー泣いてませんよー」

いやいや(^_^;)ことあるごとに泣いてたから。他の利用者も笑いながら見ていますが、本人は本当にわからないらしく、

「泣いてませんよー」

と力説。南部弁で泣き虫の『なげっづ』と言われていたあの頃。○○さんに無視された、と言っては泣き、荷物が重かった、と言っては泣き。お昼の遅番を頼まれると、パソコンで動画が見られないと言っては泣いていたSさん。

とにかく泣く頻度の高さは折紙つき。今では両手に荷物を抱えて身軽に運び、レジを打って遅番も平気です。

成長を実感したのはもう一人、Oさん。

実習生の中にOさんと同じように独語がある方がいて、様子を見ながら声をかけ、あ〜Oさんもはじめはもっと落ち着かなかったなぁと思い起こしました。

作業配置や声がけの仕方を考えながら対応してきましたが、以前より段違いで落ち着いています。

本人が大人になったこともあるし、ご家族と相談しながら対応してきたことで効果が出ているのでしょう。

毎日顔を合わせていると気づかないことでも、実習生という初々しい存在であらためて利用者さんの成長を実感できました。

コメント

実習生を受け入れる際は先輩として利用者の気持ちが高まり、スタッフも身が引き締まりますよね。不安を抱えている生徒への声掛けなど通じて、普段から良い声の掛け方が出来ているのかなど、見直す良いきっかけにもなりますよね。

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