とある方にご招待いただき、5月16日(土)、GHの利用者さんを連れて
初めてのオペラ観賞へ行ってきました。
コンサートには若い頃行ったことがありましたが、オペラは初めてのことで、
どんな状況かは行ってみて初めて分かりました。
聞こえるのは歌声とピアノの音のみ、静寂というか、はりつめた空気にさえ思える
ほどでした。なぜなら、開始早々お客さんの携帯電話がなり、歌声が止まり、
また司会の方が曲紹介から始めて歌声が始まったと思ったらまた違う方向から
ピピピ・・・となります。「八戸市民の真価がが問われます。再度携帯電話の電源を
お切りください。」と話す司会の方の声が自分が鳴らしたわけでもないのに胸に刺さります。
どうかみなさんもう鳴らさないでくれと開始から会場内全員がそう願っていたこと思います。
これも全てマナーなのだなと思っているうちに、近くからひそひそこもって話す声が聞こえました。
どこかのおばさまだろうと思っていたら、一緒にいた利用者さんが両手で口を押さえてもごもご
話していたのです。気付かなかった自分もびっくりで、小声で「静かにします」と伝えました。
声を出してはいけないストレスがかえって行動に出てしまったのでしょう。
それでも、休憩時間に話をし、1階から2階に席を移し、その後は話すこともなく観賞できました。
思いがけず、芸能人の方も観賞に来ていて、利用者さんは大喜びでした。
最後に会場内で大合唱をし、楽しい時間を過ごしてきました。初めての経験は本当に勉強に
なるものです。
よくばりさんご苦労様でした。最初このオペラ招待のお誘いを受けた時高級過ぎると一度お断りしたんですよ、でも熱く勧めるいつも協力的な先輩の善意と何か開催で内部事情がある様で協力する意味でもお誘いを受けたのです
一瞬、オペラと聞いた時脳裏を走ったのは、当時有名な劇団の演劇に障害者を招待すると言うものでしたボランテアで参加した私は愕然とした。公演中に会場は騒然とし演技も時々中断、アナウンスから何度も注意が、申し訳なさそうに声を荒げる子供の手を引いて退場して行く施設職員と父兄達
公演の内容は素晴らしいものだったと思いますが、しかし知的障害者には高度過ぎてとても理解できる内容とは思えませんでした。暗い 音響 照明
時間 は彼らには耐えられない世界であったのかも・・・
私の不安が現実、新聞でも「八戸人のモラル」とまで、しかし公園は当施設以外にも多数の障害者関係団体に勧誘された様です。どれだけの障害者が入場したか判りませんが携帯電話は誰でも持っているしやはりイベントの内容を厳格に検討する事が大切と。