とある雑誌より
近年「好きな絵」を描きましょうと言われ、考え込んで何も描けない子どもが
増えているという話が書いてありました。
「個性を大事に」「個性を伸ばせ」と当たり前のように言われる昨今・・・
自分で好きなように、楽しく描ければよいだけなのに。
まるで個性を求められて、自由を奪われているようにも感じます。
うまい絵を描く必要はない。
褒められる絵を描く必要はない。
「いいね!」で評価される今の世の中、子供たちも生きにくさを感じてしまうのでしょうか。
「しぜんに、描きたいものを描きたいだけ描く」
当法人でも、色彩福祉の勉強を職員が行い、支援の技術を深めています。
本人が描いた絵から、本人の本当の想いを引き出すことを重要視しています。
時には「評価」という概念から離れ、「無心で描く」ことを見守ることも
必要だなと感じました。
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