将来は一人暮らしをしたい、その為の練習の場として、グループホームへ入居したいと、反対をしていた家族を説得しグループホームへ入居して約10年。
病院への受診や買い物など、時に母の手を借りながらも、ほぼ自力で行えていた彼女。ここ数年一気に足の状態が悪化していまい、昨日で10年間のグループホームの生活を終えました。
彼女はとても明るく、両親思い、弱いところを見せない…プライドが高め??そんな彼女も少しずつ衰えていく自分や両親を目の当たりにし、様々考えたり、決断をする事が難しくなってきていました。そんな彼女を支えてくれていたのは、グループホームの世話人。
世話人のサポートもあり、グループホームのスタッフや相談員等と情報が共有でき、彼女の不安を解消する事ができていたと思います。
9月からは新しい生活(入所施設)へ移行しますが、今までとは違う時間の流れを体感し、様々な事を考えるでしょう。
彼女の希望する生活…身体の状態がこれ以上悪くならず、健康に過ごしていくという事が実現され、いつか会った時に「楽しいよ」という笑顔の彼女に会える事を楽しみに…。
今までありがとう、また会おうね。
新たな入居地には、同じ事業所に通所していたメンバー
もいるとのこと。
久々の再開もでき、全く知らない人たちばかりでは不安でしょうが、
知っている方がいるのは心強いかと思います。
利用者さんの今後のご多幸とご健康を祈ります。