ユートピアのために尽力くしてくれたHさんが急逝してしまいました。強烈な印象を残してくれた方だからなかなか立ち直れません。思い出すたび涙です。住宅設備屋さんのHさん、水漏れ、トイレの詰まり、ボイラーの不着火、いくつものグループホームでお世話になりました。「なんで故障のサインを読み取れないんだ!兆候があったはずだ!全くダメになってからばかり電話をよこす。しっかりしろ!」よくそう怒鳴られたものです。なぜだか盆、正月、お祭り、厳寒の日などに故障が重なり「いっつもだ、俺を休ませないつもりか?知らねえぞ。」と言いながらも、入居者のことを最優先に考え時間調整をして下さいました。カルキが多い場所にあるグループホームお風呂場のボーラーはしょっちゅうストライキを起こし、水を浴びることになってしまう入居者から、私はガンガンクレームを浴びせられ続けていました。「いい方法を考えたぞ。これから二人でタッグを組んで失敗しないようにしていぐべし。まがせろ!」と作戦会議を開き現在進行形だったのに、急にいなくなってしまうなんて・・・私は拠り所を無くしてしまいました。歯に衣着せぬ言い方で、周りから見るとやっつけられっぱなしのように見えたかもしれませんが、私はHさんが大好きでした。頼りになる素敵な職人さんでした。本当にさみしくなりました。私たちをあの優しい眼差しで見守っていてくださいね

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