後継者と人材不足で農業離れが深刻化する。一方では就労を目指す障害者の作業不足と企業の受け入れ難が続く中でこのマッチングにより双方の問題解決が期待される制度農業と福祉のコラボである「農福」事業が当法人ユートピアに県行政より窓口業務と企画運営の強い依頼がありました。当法人もささやかな農事を利用者の作業として運営している事で不規則な収入に改善を迫られていました。思想としても日本の食料自給率に少しでも貢献出来たらと言う思いでこれを受けスタートし現在に至っています。しかしそのプロセスは簡単なものでは無く農業界の実情に乏しい私達には理解を超える出来事が多く苦労と苦労の連続の中にひたすら前に進む事をこれまでの成功例から学んで来た事もありその自信はここでは通用する事無く現状を維持するに留まっています。これには農業社会と福祉事業所の表に見えづらい孤立した体質がある様に思います。どちらかと言えば私達福祉の側が変わる方がこの事業の発展に近づくのではと思える様になりました。その為には企業認識と利用者一人一人の挑戦意欲を育てる情熱を持ったプロが求められるでしょう。
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