福祉サービスの利用をして1年半が経過するHさんという方の所へモニタリングへ行ってきました。
サービスを利用するまでは、自宅でCADの仕事をし収入を得ていましたが、その仕事も途切れてきたため少しでも収入になればと、A型事業所の利用をはじめました。A型事業所の利用をする事により収入は得られたのは良かったのですが、A型事業所の利用を開始したらCADの仕事の依頼が次々に入ってきたようです。ただA型事業所の利用をしている人は副業ができないため、悩んだ結果、CADの仕事を諦める事にしました。
また、生活保護や障害年金の申請も行っていますが、なかなかうまくいかず…。
以前からCADの仕事がしたいという思いは変わらず、求人を見つけ面接をした事もありますが、建設現場の確認をしなくてはならない事もあるようで、半身麻痺があると分かると受け入れてくれるところも少ないようです。
A型事業所のサービス管理責任者からは、技術を持っているのだから、A型で4時間働いてお金がないと話しているより、技術を生かせる所を探して8時間仕事をして稼いだ方がHさんのためじゃないか?と言われました。確かにその通りです。Hさん自身、就職は諦めているわけではないので、CADの仕事の募集があったら、チャレンジをしたいという思いはあります。そのような機会があれば、就職にむけてサポートしていきたいと思います。
ご存じ就労支援は自立が最終目的であり、
Á型の方がおっしゃっている事が正しいと思います。
何事もうまくいくものでは無く、そのハードルのどこをサポートするのか
が大切です。