長芋堀作業から帰ってきた彼は頂いて来た長芋に突然執着し出したのである。「明日はもっといっぱい貰ってくるべー」と

どうやら話を聞くと現場の同僚達が家に持ち帰って相当喜ばれていると、先を争う感覚で持ち帰る光景が目に浮かんだ

以前、野菜収穫作業で同じ様な事が起きていたの気付かずいたのですが、次の年には依頼はなく、聞こえて来たのは

障害者の人達に盗まれたであった、そこで事実確認に行った所まずい事が起こっていたのである。作業最終日コンテナに

入れて置いた野菜を持って行かれた話、手伝って貰い注意出来なかった事と、その後何をされるか分からない怖さもあって

黙っていたと言うのでした。農産物には「したり」と言われ売り物にならない物がありそれを作業者に功労品として持ち帰って

貰う事ですが、しかし、最終日ともなればその「したれ」も無く、もらうが習慣となっていた利用者さん達はその分別は判らずに

売り物を持ち帰ったのだろうと想像が付く。一度失った信頼は戻らずこの様な風評は私達の知らない所でうごめいているとすれば

「農福」以前に理解に向けた活動が必要であると共にスタッフ達の気付きがもっと大切ではなかろうかと思いました。

今回の騒動は内部で色々ありましたが、素早い対応により農家さんには理解頂き順調な作業で終了した様です。

何もしなけば何も起きない、起きた事にくじけていれば未来はない。

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