こんにちは。ジョイフルの里帰り娘です。

先日ラジオを聞いていたら、小さいお子さんを持つお母さんのお便りが紹介されていました。
姉妹の妹がずっと騒いでいるのでお母さんがついイライラして少し強く注意したところ、それを聞いていたお姉ちゃんに、「お母さん、ちくちく言葉はダメなんだよ」と逆に注意されてしまい、ハッとしたというエピソードでした。

「ちくちく言葉」とは、心にちくちくトゲを指す言葉、相手の気持ちを傷つけてしまうような言葉を指します。例としては、「どうしてできないの」「バカ」「アホ」「ウザい」「キモい」「あっちへ行け」「関係ない」 など。

一方で「ふわふわ言葉」というのがあり、相手の心を優しく包むような言葉で、「ありがとう」「すごいね」「がんばったね」など、言われた人が嬉しい気持ちになれる表現。

「ちくちく言葉」は、言った本人が無意識だったり、特に悪意がなくても相手にダメージを与えてしまうことがあるので、言葉を発する前に「相手はどう感じるか」を一呼吸置いて考えて、「ふわふわ言葉」に言い換えて伝えることが大事です。

私たちの日々の支援の現場でも同じく大事なことだなぁと思います。

先日、言葉そのものではなかったのですが、少しバタバタしている時に利用者さんから質問されて答えた際、「〇〇さん、怒ってる? 」と聞かれてしまいました。「えっ!?」と思ったら「なんか声がいつもより低かったから…」と。
もちろん全然怒ってなんかいませんでしたが、確かにバタバタしながらぶっきらぼうな言い方だったかもしれません。利用者さんは敏感です。

利用者さんへの日々の声掛けや作業の指示出しの際など、表情もそうですが、「ふわふわ言葉」も意識しながら、利用者さんが安心感ややる気、自信を持てるように言葉を選んでいきたいなと思いました。

※こちらは「ふわふわ言葉」とは関係ないのですが、『源氏物語』の全集です。先日の作業で回収してきた資源物の中に入っていました。大学で古典の文法を勉強していたので、懐かしくてついながめてしまいました。

ではみなさん、3連休の方もいらっしゃると思いますが、よい週末をお迎えください。

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