カブ長苗代店バザーは毎回、利用者が店頭先でチラシを300枚配ってくれるので、
徐々に2階へお客が足を運んでくれるようになりました。
土曜のバザーは不思議な一日でした。
「ありがとうございました。500円の売上になります。」と顔を上げるとなんと、高校時代の担任でした。
30年ぶりでした。互いに近況と、介護保険の話に盛り上がったしだいです。
かと思いきや、手話で「この皿2枚で600円は高い。」と手話で話す聾唖の方々・・。
近くに行って「6個で600円です。」と昔、習った手話で応対し顔を見ると、なんと20年前に習った
手話講座の先生でした。互いに「変わらない。若い。」と賞賛し・・。
むろん、雑貨はお買いあげて頂きました。
人の縁とは不思議なもので、引き合うのか?何か、リアルタイムで自分の迷いに
対して応えを出してくれているような感じでした。
ところで、今悩んでいるKさん。
何気なくここ数日の思いを聴くと「死にたい。」と。
S「何で?」
K「畑作業が嫌だし、事業所のスタッフが怖いからなかなか自分の思いを話せない。」
S「怖い?Kさんの自立を考えて時には厳しいことを言ったり、求めたりするけど・・少なくとも担当スタッフは話を聴いてるでしょう。」
K「そうだけど・・。」
聞くとは相手が言っていることを聞くだけ。聴くとは相手の心に寄り添い、応えを引き出してあげるこ
と。色んな利用者がいて、その人にとってあえて厳しくしていることが表面的に「怖い」と片付けられて
しまう。精神的に傷つけず、前向きになれるように支援するのは難しいですね。
自分の支援はどうあるべきか?を振り返る一日となりました。
そこでもかー 悩んでなんかいないってばー 時のもの!。悲劇のヒーローになりたがる季節、とにかく楽しい話してけんだ。カブバザーご苦労さんです。