こんばんは、リヴェールスタッフMです。
先週金曜日の10月9日は、グループホームトミーに入居しているAさんの61歳の誕生日だった。去年の今頃、私はAさんの支援で毎朝グループホームトミーに通っていました。
初めてAさんの部屋に入り自己紹介をしてから、ふとカレンダーを見ると10月9日の所に「誕生日」と書かれていて、「Aさん、今月誕生日なの?」こくっと頷いてそっけない態度。「何歳になったの?」と聞いたら「60になったじゃあ」と少し照れていた。「Aさん、若いねえ自分より少し上くらいだと思ってたよ」そう言うとニッコリ笑って「あんだはなんぼ?」と聞き返してきた。「50だよ、Aさんとちょうど10歳違うね。」すかさずAさんは「若いなあ」 「嬉しい事言ってくれるねえ、でもAさんも本当に若く見えるよ」とお互い笑いながら褒めあった事を昨日のように覚えてます。
その日、「今年はお祝い出来なかったから、来年は何かちょっとした物でAさんのお祝いするよ」すると笑顔で頷いていた。(私が行ったのはAさんの誕生日が過ぎてからでした。)
あれから一年。
現在、Aさんは毎週木曜日にリヴェールを経由して行くので、送迎バスの出迎え見送りに行けばAさんに会えます。先月、「Aさん、もうすぐ10月だね」と、声を掛けた。Aさん:「んだじゃあ、誕生日だ。来るが?」 私:「行く、何がほしい?」 Aさん:「何でもいい」 私:「じゃあ、何か持っていく」 Aさん:「楽しみにしてっから」帰りのバスが出発前に、こんなやりとりをした。
誕生日当日はグループホームの仲間がお祝いしてくれるので、私は翌日10月10日の朝にグループホームに訪れました。ベッドで横になっていたAさん、私が行ったら起きてくれました。そして「誕生日おめでとう、これ一緒に食べよう」と、どら焼きとプリンを見せ食堂へ行き「気に入るかどうか分からないけど食べて」と喋ってる時には包みを開け食べようとしていました。しかも、食べ始めたらこちらの話は耳に入らなくなり黙々と食べていました。でも満足していたようで一安心。
リヴェールの利用者ではないが、このようなつながりもいいなあと改めて感じました。
来年もAさんの誕生日をお祝いしたいと強く思ったから健康には気を付けていてね、Aさん。
コメント
コメントする
コメントする場合 ログイン してください。