今日の休憩時間のことです。
いつもは広いホールに皆が集まり各々休憩をとるのですが、今日はなぜか小さな和室の方に人集りが出来ていました。
不思議に思い遠目から恐る恐る中の様子を覗くと、「カチャカチャ」という何かがぶつかり合うような異音が聞こえてきます。
そして、あることに気が付きます。
大勢の人がいるはずのその部屋からは、話し声が一切聞こえてこないのです。
私は意を決して一歩一歩と部屋への進入を試みます。
ゴクリ。
すると、目の前に飛び込んできた光景は利用者の皆がテーブルを囲んでいる背中でした。
手元にはレゴブロック。
異音の正体は寄付で入ってきたレゴブロックを組み立てている音だったようです。
※レゴブロックは福祉の駅で販売する前のチェック作業の途中でした。
芸術の秋でしょうか
皆さん創作意欲に満ちていました。
中でもS水さんは「イージス艦」と「空母」をかなりのクオリティで仕上げていました。
先輩利用者のN田さんはチョロQのような車輪の付いた土台の上に、最優秀賞をとった吹上山車組もビックリの見事な山車を作っていました。N田さんの山車にはコックピットが付いていて、なかなか格好良かったですよ。
どの色のブロックを組み合わせるか
という視点で捉えると、色彩福祉にも通ずるものがあると思いました。
すごい集中具合でしたね~男性陣の興味と創作意欲がこうもかきたてられるものかと驚きました。色彩福祉での作品制作よりもノってたような(笑
というか、最近のは長方形のブロックだけじゃなく特殊なパーツが多くて、、、より作りたい物に近づけられるようにはなっても、それってブロックじゃなくて良くない??って思ったり。
いやー写真があったら見たいものです。