介護生活

| 未分類 | | コメントはまだありません

リヴェールのうさぎ小屋で春に生まれ、元気に走り回っていたたくさんの子ウサギたち。

その中の1羽、カラスに耳をかじられ、ショックからえさが食べられなくなり、痩せこけたマロンをうちで預かるようになってから半年が過ぎました。

最初はカラスに持ち上げられ、空中から落とされたから脚をケガしてしまったと思っていましたが、いろいろ調べているうちに、先天性の開帳肢という障害を持っていることがわかりました。また、斜頸と言って少し首が傾いてしまう障害も持っていました。

マロンは後ろ脚2本が踏ん張りがきかず、人間が柔軟体操をする時に両足を左右に開いた状態と常に同じ感じです。

お尻を上げて排泄できないため、洗ってあげなければいつもお尻は糞と尿だらけです。

後ろ脚の踏ん張りがきかないため、自分で毛づくろいができず、放っておくと体のあちこちに毛玉や汚れでかさぶたのようなものができます。こまめなブラッシングが必要です。

下半身を常に擦って歩くため、ケージの中もすのこではなく、給水マットを敷いて体を保護しています。

とても人懐っこい性格で、私が歩くと家中どこにでもついてくるマロン。たくさんのお世話が必要ですが、ぺろぺろと舐めてくるかわいさと、小さい時からずっと世話をしているため、人を信じ切っている(?)、もしかしたら、自分をうさぎと思っていないかもしれない(?)所がたまらなくかわいいんです。

そんなマロンが10月に私が研修で家をあけた2日間で急激にえさも食べず、水も飲まなくなってしまったんです。

娘がメールで「マロンの様子がおかしい。」と伝えてきましたが、どうすることもできませんでした。

家に帰って様子を見ると、斜頸がひどくなり、眼振があり、ケージの中をゴロゴロと転げまわり、苦しそうにフンフン鳴き声をあげていました。座っていることもできず、横たわったきりの生活が2週間続きました。1度は動物病院の先生から「回復は難しいかも・・・」と言われ、お別れを覚悟するほどでした。

 

あれから約1か月たち、マロンは驚異的な回復を見せ、寝たきり生活から、部屋を元気に走りまわるまでになりました。

なにはともあれ、今はひと安心の状態です。

1度斜頸になったうさぎは再発の可能性が高いとか・・・。

マロンが少しでも長生きしてくれるように、少しでも楽しく快適に暮らせるようにしていきたいと思っています。

 

グループホームで飼っているうさぎさんたちの健康状態はいかがですか?

心配な事、気になることはありませんか?

うさぎは食欲がなくなると急速に衰弱します。

何か変わったことがあればいつでもお知らせくださいね。

※実はこのマロン、パレットにいる『しなもん』の兄弟なんですよ!

D

 

 

 

 

 

コメント

No comments yet.

コメントする

コメントする場合 ログイン してください。

アーカイブ

アクセスカウンタ

総閲覧数   :
今日の閲覧数 :
昨日の閲覧数 :