昨日のことです。私は午後から公用車使って様々な用事を足すことになっていました。まずは13:00ジョイフル着を目指して本部を出発。ジョイフルにて計画相談の書類にJさんからサインをもらい、その後銀行に向かい入金と払い戻しをし先週開催した新年の集いの支払いのためPホテルへ。事業所に戻る前にGHまきばのウサギのエサの購入をして14:30納車に間に合わせるといった分刻みのスケジュールを立てていました。そこに通り道だからとS子さんをリハビリのために病院に送るという業務が追加されました。「時間が無いので出発の準備を出来るだけ急がせて下さい。」何の気無しにそう担当スタッフにお願いをしてしまいました。こういった時に限って焦りも出たのか思うように準備を進められなかったようです。更衣室から玄関に向かって来たS子さんの目からはたくさんの涙がこぼれていました。急げるものなら急ぎたかったと・・・

はっと我に返りました。彼女は生まれながらの脳性マヒのため手や足が不自由です。転倒防止のために数年前から移動にはスタッフの手を借りたり車いすを使ったりしています。せかされて悔しい思いをしたことでしょう。

「ごめんね。泣かなくていいんだよ。自分のペースで行こう。」そう謝って病院に案内しました。昨日はリハビリ初日ということで計画案の説明を受け、その後本人の希望が確認されました。「前みたいに1人で歩けるようになりたいです!」彼女は迷い無く答えていました。私にとっては反省の1日でした。

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