Tさんは、私が担当してから、行事の前後に大きな声を上げることはあっても、泣いたことに遭遇したことはありませんでした。
3月10日一緒に衣類の仕分けや値付けの作業をしている間、トイレに何回も行っていて、再度行こうとし休憩まで頑張ろうと促すと子どもが泣きじゃくるように、少し涙をためて「えーん。えーん。」と声を上げたのでした。
そして、3月11日利用者のお買い物DAYにて、プリキュアのバスタオルを腰に巻いて、会計へ。「スタッフがお金を持っているの?。」と尋ねると400円とこたえる。しかし、財布もお金も鞄に入っておらず「買えませんねえ…。」と言われるとまた、昨日のように目をうるうるさせ泣いたのでした。
確かに欲しいものを手に入れられず、泣いたのかもしれないのですが…3月11日の記憶が体や脳に記憶され、ふっとした瞬間、涙がポロポロでたのではないのかな?と感じたのです。
言葉に出来ないから泣くんだろう。上手く言えないから、声を上げるんだろう。
日頃から一緒にいるからこそ、ちょっとした変化に立ち会える。Tさんの可愛い泣きかたに、いとおしさを感じた3月11日でした。

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