Oさんの職場

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数日前、『障害者就業・生活支援センター』の上半期実績報告会に

初めて参加させていただきました。

その中で(株)ハチカンで障害者雇用を担当されている方のお話しを聞くことができ、

私はとても嬉しい気持ちと身の引き締まる思いと、2つの思いで帰ってきました。

お話しのテーマは『障害者雇用の取り組みと支援者に求める人材育成について』。

(株)ハチカンは市川町にあり、缶詰や瓶詰やレトルト食品を作っている会社ですが、

十三日町にあるGHトミーの利用者Oさんの職場でもあります。

いろいろな説明をうける中で、障害者への理解があるスタッフに恵まれ、

毎日温かく見守られ、励まされながら仕事をさせていただいているOさんは

とても幸せだなぁと感じました。仕事中の映像も見せていただきましたが、いつもは

のんびりマイペースなOさんが、小さい体で重そうな食品容器をテキパキ運んだり、

次々に作業をこなしていく姿が、とても生き生きとして、誇らしげに輝いて見えました。

 

と同時にお話しを聞くうちに、私達、施設のスタッフに負けないくらいの愛情をもって

接していただき、「1度受け入れたからには、一生面倒を見る。」という

真剣で責任ある対応をしていただいている(株)ハチカンのみなさんに、

自分たち施設スタッフの利用者さんに対する姿勢はどうなのか?

とあらためて考えさせられ、身の引き締まる思いでした。

 

GHで利用者をお預かりする施設側としては、普段は保護者代わりの役割を果たす、

GH世話人さんの関わり方の重要性や、規則正しい生活(起床・就寝・食事・整容など)

をし休まずに毎日出勤を続けさせること、日常生活のなかでは挨拶や返事をきちんと

できるようにすることなども重要だと思いました。

 

職場、GH(生活の場)双方の理解と協力体制とがあれば、障害のある方も

一般の企業で生き生きと働くことが可能です。

もちろん、養護学校の先生やジョブコーチの方などの支援も欠かせません。

それぞれが、それぞれの役目を果たし、支える周りの人たちが、本人のためを

どれだけ思えるかにかかっているのではないでしょうか。

 

やっぱり最後は『愛情』!!!

誰からも愛される人になることも必要なことなのかもしれませんね。

 

GHを訪ねた際に、Oさんに「今度は会社にお仕事頑張っているところを見に行くね。」

と言うと、恥ずかしそうでしたが、とても嬉しそうに「うん、絶対来てね。」

と満面の笑みでした。

Oさん、これからもお仕事がんばってね!!!応援してるよ!!!

 

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