意見と批判

おばんです

福祉の駅に娘の大好きなブルーベリーが入荷したので即購入したのですが、

その直後に親から「孫を連れてブルーベリー狩りに行く」との連絡、、、

娘の感動を奪わぬようにとそっとブルーベリーを隠したジョイフルSです

 

さて先日、

利用者さんとの会話の中で笑いながらこんな事を言われました

 

「施設長、俺いっつも不満とか批判ばっか言ってて大変でしょ。

大変だと思われてるんだろうなぁっていっつも思う。申し訳ないっすね。」

 

全然思ってないよとその場で返したものの、

不満という意味で本人の言葉を捉えていると思われていた事をしばし反省

 

事実、建前ではなく

本人の言葉を不満や批判だと捉えた事はありません

むしろこちらのイタイ所をつかれてたじろぐ事はありましたが、、、

 

件の彼は能力的には非常に高いものを持っているものの、

障害か性格故か非常に他者からの評価を意識し

不安から自分を守る為か、

外の世界に対して攻撃的になってしまう傾向があるように感じられます

怒っていなくてもどこか表情が固い事もあったり、、、

 

口調が厳しい事もある彼ですが、

感情的になりすぎた時はこうやって省みたり

関係がこじれれば本人なりに修復を試みるなど思いやりのある方です

 

彼の言う不満とは、

施設での作業の物足りなさなのです

「もっとこうしたい」「あんな作業もしてみたい」「本当はこれも出来るのに」

言葉通りに全てが出来るのかは見極めている段階ですが、

そうした感情を満たす事が出来ていない事に関しては

素直に反省しています

 

そんな中、やや遅くなりましたが

先月から一刀での実習が始まりました

 

本人なりの課題を見出し

また技術的な目標も様々掲げながら、前向きに取り組む事が出来ています

眉間の皺も少しはとれたかな？

 

本人の経験として体に染みついたものと

新たな環境を上手くマッチさせながら

早く彼の理想とする生活を実現出来るよう応援していきたいと思います