学校は夏休みに入り、子供たちは夏を満喫しています。
とはいえ、中学3年生の長男はそれどころではなく。
本日は、私学の学校説明会が開催され、職場近くの学校に
長男を連れていきました。
大学と併設された学校は、県南一帯の生徒を飲み込むマンモス校、
先日行われた公立学校の説明会とは異次元の込み具合。
まず、国道が大渋滞を起こしてしまい、遅刻してしまいました。
慌てて体育館に駆け込み、説明会を聞こう…と思ったら、
物凄い人の数。昨日梅雨明けした天候と相まって、物凄い熱気。
5分もしないうちに頭痛が。熱中症で倒れる前に、早々に退散
させてもらいました。
説明会は11時半に終了し、長男を回収、帰路につきました。
道すがら長男は「この間の公立学校とは違う、素晴らしいサービスだった。」
とぼそっと漏らしていました。
今回の説明会では、道案内に在校生が辻々に立ち、丁寧に道案内し、
体育館の入り口では、お一人様に1本飲料が提供され、しかも
いくつかの種類の中から選べる状態。
部活動の説明では先輩方が優しくフォローして、カラフルなパンフレットには
高名な卒業生の紹介文や、校長との対談とか。
「公立の時にはこんな事なかった…」と長男。
そりゃ公平公正を常とする公的組織と、思想は同じくしたものの
営利を追求する民間組織。似ているようで大きく違う。
私立の場合、ユーザーでありつつも商品ともなる学生を集めるために
色々と手を尽くすわけで。
こういった経済的な本質をまだ理解できない長男を尻目に、
親としての私は、受験に向けて尻を叩かなければと思う
のでした。
高校受験かぁ~、私も某私立受けましたが、人数が多いので、試験も
バスで行ったのを覚えています。いかに一瞬で引きつけられるか、あの手
この手を駆使して親の思いはさておき、「ここだったら行きたい!」と夢を
抱いてしまうご長男の気持ちも分からなくもないですが・・・。
私も今から小学生の子供に、うちは貧乏だからがんばってお向かいの高校に
行くんだよ、毎日学校でお勉強していれば大丈夫!と洗脳しています。
高校も必死、親も必死、選ぶのは本人ですが、その先の将来に夢を描ければ
その為の高校はと考えられるのでしょうが、今の子供達は将来何になりたい
とかまだ分からない子も多いとか。これだけの情報社会の中でなかなか決めら
れないのも現実なのでしょうか。何れにせよ、努力と運でがんばれ受験生~!