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市内には多くのB型事業所が存在します。私は相談支援専門員を務めている関係で、自分の法人以外の事業所を訪問する機会に恵まれています。それぞれに特色があります。選ばれる施設を目指し日々努力しているのだと思われます。当法人は開設以来、社会の一員として汗を流して働くことを軸にしています。私が担当する方で心の病を抱えている方々は、心と体のバランスを取ることが難しく、その人に合わせた社会参加の方法をとっています。平日5日午前のみの利用、週に2回のみの利用、週3回作業は午前中のみ、昼食を食べで退勤など。それぞれの事業所が理念、信念をもって活動しているのですから、外野から心配するのもなんですが・・・上記のような方を多く抱えれば抱えるほど安定経営は成り立たないと思われます。しかしそういった形を希望し、その形だからこそ、バランスを保って通い続けることができている方がいるのも事実です。これからも一相談員として、対象者及びそのご家族の心の声を的確にキャッチし、事業所とのマッチングに努めたいと思っています。
神妙な顔のHさん。
コロナウイルスワクチンの接種会場で緊張の面持ちです。
神楽の獅子頭と注射が何より怖いHさん。一回目の時は受付から泣き通しで、泣きすぎて実際の注射が痛かったか覚えていないという(作戦か?)高度なテクニックを使ったのですが、
「今日はがんばるんだよ。大人だからね。」
日中から何度も声がけし、一回目に注射の後で泣いてしまったSさんにも
「わたしもがんばる。天井見て泣かない」
と宣言されたHさん。
「がんばる…ん、わたしがんばる…キンチョーする~」
会場ではみんなの列に遅れがちでしたが、大きく深呼吸をして医師の前に進みました。
小さな声でしたがきちんと返事をしていざ、注射です。
スタッフもそばにつき、
「泣かないね、えらいよー。もう少しがんばるよ」
看護師さんも
「前を向こうね。すぐ終わるよ。ほら終わり❗️」
本人は放心状態…それでも泣かずに最後までがんばれました。
待機場所ではSさんも涙なしで待っていました。
二人ともよくできました❗️
Hさんはやっとやり終えた実感が出たのか、血の気が戻って笑顔も出ました。
今年は健康診断の採血も頑張れたHさん。ほんの少しでも苦手を克服できたのかな?
ともあれ、懸案だったワクチン接種が進んで少し安心です。
みんなが元気に日々過ごせるよう、感染防止に気を配っていきましょう。


















