» 2019 » 7月のブログ記事
施設利用でわずかな成長が次の期待を生むも、一向に見られないその次の成長に自立(就職)して行く傍にいる子達。競争心理と不安に動かされ変化による発達を試みて他施設の利用の併用へと動く。
毎日の行動からとてつも無い大人の行動を見る事がありそれは正に別人とも思える当人に驚いていると次の日は裏切られ普通以下だったりするのである。その別人はどこから来るのだろうか。以前母親さんとの会話で内の子はもしかして障害では無いじゃないかと思うのですがと言う内容と同様、ある日突然錯覚に近い出来事が起こるのです。しかし、発達は一度にやってくるのではなく繰り返しの中で出来たら安定した生活の中に肉眼では判らない程度の進化で何十年の道のりかも知れない、それには安心と言う信頼が条件となる事だけは間違いない。今は亡き初代施設長のシャボン玉の詩がある、触れると壊れるので、そっと、そっと、見つめているのです、と。そしてこの活動は路傍の石に込められていると語っていた。
デジタル社会で結果が優先される中、人間の本質を無視した活動は私達には合わないだろう。
今晩は~。
繁忙期、何とか生産活動の結果を出して少しでも、利用者さんたちの工賃へ還元できれば思いはあるのですが~。イベントに追われると気持ちに余裕がなくなるこの頃です。
しかし、そんな中、癒される事がありました。
○さんは私の担当ではあるのですが、思い返すと移動支援をしたことがなかったのです。この前、実現しました。
本人へ希望を尋ねると、海岸線なら白浜→蕪島へ行きたいとのことで車を走らせました。
色んなポイントで、写真を撮ったのですがどれも蔓延の笑みですね🎵
いつも一緒にいても、違った角度や視点から見ることによって作り出される喜びは心に静かに感じることができます。
○さん、今度は何処に行こうか?
最近になり、お天気が良くなったり、急に雨が降ったりと落ち着かないお天気が続いています。
こんな時は、体調を崩してしまう方が多くなってしまいますね。
いつも元気に挨拶をしてくれるOさん。
昨日もいつものように挨拶をしてくれたのですが、どこか違う…
何かがおかしい…そうだ、声が違う。
いつもの元気な声ではなく、どことなく霧が掛かったような鼻声。
喉が痛くない?と聞くと、「全然。大丈夫です。」
本当に?作業出来る。「大丈夫ですよ。」
無理しないようにね。こんな会話のやり取りをして1日がスタートしたのですが、
帰り、そこにミラクルはおきました。
帰りには、いつもの元気な声に戻っているのです。
帰りには、聞き慣れた元気な声で「さようなら!」と手を振って帰っていきました。
夢中で作業を行った為、風邪を吹き飛ばしたのか…。
こんなこともあるんですね。勿論、今日も元気に出勤して来て、作業を頑張って行っていました。