福祉の駅下長店が県から委託されている「がんばろう元気ショップ事業」も、
今年度で終了予定となっています。委託料が入らない来年度からの経営指導
として、11月12日(火)に、青森市から事業担当の方と、中小企業診断士の方に
お越し頂きました。
経営的視点に立った指導助言をいただくことで、店舗の売り上げ、集客力の向上を
図るのが目的です。
まずは、私たちが感じている下長店の課題としては、
周辺住民を客層に取り込みたいが、 リサイクルにあまり関心がない 、野菜は栽培して
いる為買わない現状。 客単価は高いが客数は少ない。
診断士の方からは、この下長という土地にこだわる意味や意義はあるのかと質問。
短期間で物件探しをしましたが、駐車場・家具売り場・店・道路沿いなどの条件で
家賃に折り合いがついた場所が下長店でありました。
確かに地域の客層の調査まではできなかったのが現状です。
いくらセールで売り上げても、家賃に対する比率を考えると、
経費がかかりすぎているのではと指摘がありました。
また、下長という場所で継続するならば、お客様にアンケートを取り
不都合な点を調査してみてはとの意見もいただきました。
また、昨年度から力を入れている移動販売については、
高齢者が多い場所にある集会所を借りてみては という提案をいただきました。
①商品の必要性を感じる人 ②興味を持って見てくれる人をターゲットにすることが
大切だそうです。
その他
・人-場所-商品のマッチングが大切
・分散するのではなく、集中させる「儲ける所に人を集める」
・行政を巻き込む(市のイベントなどに出店する)
・商品構成のあり方を検討する
・選択をするには基準を持つことが大事
とのご意見もいただきました。
実施していることも多くありましたが、診断士の方の助言を
参考に、今後の店作りに励み、利用者の工賃UPの為に売り上げも
上げていけるよう、頑張ります。