日頃は障害者福祉にご理解、御協力を賜りありがとうございます。

当法人では特殊シュレッダー搭載車による、機密文書の処理をお客様立会いの下で

作業を行うという、安全で安心できるリサイクル処理事業を提案致しております。

当『ユートピアの会』は昭和54年に「誰にとっても住みよい街づくり」を目指す

ボランティアサークルとして誕生し、障害を持つ人に働く場を創っていくという

趣旨でスタートしたことはご承知の通りでございます。その後平成3年には社会福祉法人の

認可を取得し、今日では社会問題としてゴミ処理及び、環境破壊そして障害者の雇用が

取り沙汰される中、それらに対し成果のある事業をその都度展開して参りました。

「福祉の駅」を中心としたリサイクル事業、また古紙を再利用した家畜の敷き料としての製品化、

更には大型シュレッターによる機密文書の処理作業、これらが障害者の雇用を生み出し、

社会貢献という点でも成果を上げてきたものと確信致します。

また従来の車両はシュレッター電源確保の為、発電機を搭載したものが常識でした。しかし

それによる排気ガスの排出、騒音問題などが現場で作業するデメリットとなっておりました。

その様な問題をクリアする為に、エンジンを必要としないバッテリーからなるシュレッター

電源を確保することに成功しました。そしてこれまで二年間の実験でその性能を確認する

ことが出来ました。従いまして、まさに社会が求めるエコということになります。

平成11年に開始した大型シュレッターを使った製品作り、機密書類処理作業は障害者の労働に適し、

数多くのベテラン作業員を作ることが出来ました。この長い間の経験が今回の企画に活かされる

ことで、スピーディーな作業と機密の義務が最大に活かされるものと思います。

現在のお取引についても、当八戸市をはじめとする近隣市町村の行政機関、福祉施設や民間企業様

からもお仕事をご依頼頂けるまでになっております。

またこの「機密文書処理事業」は、総合支援法に基づく就労継続支援事業であり、

収益は障害者の賃金に割り当てられます。

どうぞ今後とも「ユートピアの会」をよろしくお願いいたします。